金沢の布団職人が紹介する、ウールの良さを残し、欠点を補った羊毛混肌ふとん
今日は前に投稿した、何種類もある、
春夏にぴったりのおふとんをひとつひとつ紹介したいと思います。
今日は羊毛混肌ふとんを紹介します。
ウールの良さを残した羊毛混
羊毛は湿気をしっかり吸い、自ら外へ発散してくれるので、
蒸れず、快適に眠ることができます。
ウールの布団はとてもいい機能を持っています。
しかし、ウールはフェルト化し、かたまりやすいです。
かたまると掛布団だと、からだにフィットしないので、
隙間ができ、その隙間から冷たい風が入り込んだり、
熱が逃げてしまったりしてしまいます。
※ウールのことを知りたい方はこちら
その欠点を少しでも補うために羊毛にポリエステル綿を、
50%混ぜています。
なぜ、互いの素材を50%にしていると思いますか?
それは、互いの特長を十分に発揮するためです。
これが60%・40%とかだったりすると、それぞれのよさを、
発揮することができません。
社長がいつも言っている、組み合わせというのがとても大事なことです。
また、ポリエステル綿は少量でもボリュームがでるので、
軽量化という意味でも混ぜております。
(羊毛100%はボリュームがないです…)
羊毛混のデメリット
素材の特長を十分に発揮はしている羊毛混ですが、
ポリエステル綿は化学繊維なので、汗は吸っても、
外気に湿気を発散することができません。
やはり、100%の羊毛よりは機能面はおとっています。
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