羽毛布団のゴールドラベルはどうつけられているの?

今日は羽毛の検査基準や、ダウンパワーについて社長がお話しします。

 

織田寝具の織田でございます。

今日はダウンパワー(dp)、皆さんよく耳にすると思うんですけど、ダウンパワーとは、プレミアムゴールド、ロイヤルゴールド、エクセルゴールド、ニューゴールド、このラベルについて少しお話ししたいと思います。

実はこのラベルは何年も前から発給しています。

私たちが所属している、日本羽毛製品協同組合(通称:日羽協)これは羽毛布団を造っているメーカーの組合です。こちらでいろいろな厳しい基準を作って、安心で安全な羽毛布団を造るという意図で立ち上げた組織でございます。

皆さんが羽毛布団をご購入される場合、このラベルというものがひとつのポイントになると思います。今は非常にいろんな検査基準があります。今一番着目されてるのがこのダウンパワーです。これが皆さんが一番着目されてるところかなと思います。

例えば

↑この一番いいクラス、六つ星といわれるプレミアムゴールドラベル、440dp以上

↑その次に五つ星のロイヤルゴールドラベルが400dp以上

↑四つ星であるエクセルゴールドラベルが350dp以上

↑ニューゴールドラベルが300dp以上です。

ダウンパワーとはそもそもなにか。簡単にイメージしていただきたいのは、500mlのペットボトルに1gの羽毛をいれます。そういう風にイメージしてください。その羽毛がどれだけペットボトルの中で膨らむかを、簡単に考えていただければよろしいかなと思います。

例えば一番いい440dp以上のプレミアムゴールドラベル、これは500mlの中の羽毛が440mlの位置にあり、約9割がたいっぱいというイメージ。五つ星のロイヤルゴールドラベルは、400dp以上で、おおよそ8割いっぱいになるイメージです。四つ星のエクセルゴールドラベルは、350dp以上ですから7割がたいっぱいになります。三つ星のニューゴールドラベルは300dp以上で、6割がたいっぱいになるという風にイメージしていただければ、そのラベルによって羽毛のかさが違うということが分かると思います。

ただラベルの区別の中でも、ダウンの混率というのも、絡んできます。

例えばプレミアムゴールドラベルは、ダウンが93%以上。ロイヤルゴールドラベルは、ダウンが90%以上。エクセルゴールドラベルは、ダウンが80%以上。ニューゴールドラベルは、ダウンが50%以上。こういう基準もございますので、その辺も見ていただく必要があると思います。

あとは、洗浄度や酸素係数も調べるポイントです。

以上の基準をそれぞれクリアした羽毛に対して、ラベルを発給するという主旨でございます。

 

 

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